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about live member 猫のつぶやき・活動日誌 bbs link

猫バンドの足跡
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26歳の時に立ち上げた猫バンド。
社会人であるため、少しずつメンバーも変わっていきます。
バンドリーダーとして、少しずつ記録を残しておきたいと思います。
日々の練習についての記録はこちらをご覧ください。


目次

〜猫達との出会い〜
2012年4月

〜特色あるバンドになるために〜
2015年5月

〜礎となるもの〜
2018年3月


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〜猫達との出会い〜

2008年10月のある日。

アマチュアジョイントコンサート後の打ち上げで、お互い違うバンドの1メンバーとして、私と西村さんが出会いました。
トンボ玉職人の元気なおじいちゃんと、物作りが好きな女の子。当時たまたま、トンボ玉作りにハマってました。
「東京ユニオンにいたんだ」とは聞いたけど、無知な私はどんなバンドかも知らず。
やたら楽器の上手い人だなぁとは思ったけど、その時は音楽の話はほとんどせずトンボ玉の話ばかり。
「トンボ玉作りに、店にいきます!」っと友達とのんきに遊びに行きました。

後日音楽仲間に話したら、実はプロミュージシャンであったことを知りました。
30代半ばの全盛期に事故で聴力を失い、音楽の世界を離れざるを得なかった事。
その後さまざまな苦難の末、今はトンボ玉職人をしていると。
最近になってやっと、数年前から遊びで楽器を触り始めたばかりだという事を聞きました。

2004年、私は大学3年生のときに母校でジャズ、そしてサックスに出会いました。
廃部寸前で部員もほとんどいない、小さな小さなコンボジャズの部活。
コンボさえろくに組めない人数しかいないため、暗い部室で一人でサックスを組み立てる日も多く。。
友人に紹介され、たまたま他大学のビッグバンドを訪れたとき。
「ジャズを楽しんでる仲間って、こんなにたくさんいるんだ!」っと感動。
それからずっと、いつか自分のビッグバンドを持ちたいという夢をもっていました。

あのジョイントコンサートの日、私は偶然にも所属する社会人バンドを卒業する日だったのです。

2009年の夏。
西村さんのことを知ってから、しばらく自分の夢を思い出しては考えていました。
そして、思い切って「自分のバンドを作ってみたい」という夢があることを相談しました。
どんなバンドを作ってみたいのか、どんな仲間とやってみたいのか、どんな曲をやっていきたいのか・・
自分の想いを便箋6.7枚と所有楽譜の音源を焼いたCD3枚にまとめ、郵送しました。

数日後、返事が来ました。
”音楽に対する熱意に共感がもてました。一緒にバンドを作りましょう。”
これが、猫バンドが誕生した瞬間でした。

バンド名を決め、練習場所や曜日を決め、仲間集めを始め・・・。
学生時代にお世話になったいろんな大学の仲間や社会人バンドの仲間に声をかけ、足りない分は一般公募をしました。


2010年3月28日。
仲間達と初めて顔合わせ。

2010年4月25日。
Alley Cats Big Bandの活動が開始しました。

お互いに初対面のメンバーがほとんどで、年齢も、経験も、実力の差もものすごく幅広い。
私よりも経験のあるメンバーが多い中、不安を抱えつつ手探りな状態で、スタートしました。

元プロで経験豊富な67歳のコンマスと、経験もない小さなコンボ部出身の26歳のリーダー。
自分自身今までいろんなバンドに参加してきましたが、リーダーとコンマスの年齢差・経験差がこんなにも著しいバンドはないんだろうと思います。

お互いに「仲間」の大切さを知っているので、”家族のようなバンドをつくろう”と決めました。
アマチュアとプロの違いに悩むコンマス、運営はもとより自分の技術に悩むリーダー。。
何度も何度も相談し合って、少しずつ少しずつバンドの形が安定してきました。


あれからちょうど2年が経ちました。
リーダーは何も出来ませんが、仲間達や周りの人たちがすごく助けてくれる。すごくいいバンドです。
出来たての猫バンドですが、いろんなバンドの方がいろんなことを教えてくれる。

愛知県ビッグバンド連盟の「Be Happy Jazz Festival」に参加させてもらったり、一宮の祭りにちょくちょく呼んでいただいたり、近くの街のJazzフェスに参加してみたり。。
今年は初めてのリサイタルや大きなコンサートも計画しています。

まだまだ決して上手いバンドではありませんが、将来はきっと!日本でも有数のビッグバンドになるぞ!


”本物のJazz”を演奏できるバンド。
オールドなスタイルから、コンテンポラリーまで。いろんなスタイルを演奏できるようになりたい。

”一緒に成長できる”仲間のいるバンド。
最初から上手くなくても構わない、お互いに教えあって刺激しあって上手くなっていければいい。

”心”のこもった温かいバンド。
技術だけでなく、互いに互いを大切にし合えるような心の繋がりは、きっとサウンドに現れる。


「Alley Cats」は「路地裏の猫達」です。
猫達のいろんな個性を大切にしながら、Jazzの生まれた路地裏で、これからも楽しく活動していきます。


2012年4月 バンドリーダー 平林広美


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〜特色あるバンドになるために〜

前回の記事を書いてから、3年が経ちました。結成してから5年を経過し、ついに6年目に突入。
余談ですが、私もついに結婚し、平林から辻田となりました。
メンバー達も続々と就職したり結婚したりと、人生で一番めまぐるしい時期です。

この「5年」には、実はとても大きな意味がありました。


”手助けできるのは、5年間です。”

西村さんと私の間には、一つの約束がありました。
”強い意志で道を切り開いてください。きゅうちゃんはその道標を指すために、残りの人生を費やします。”
”3年で軌道に乗せ、5年でバンドの基礎を作ります。このあとは、リーダーの力だけで進めてください。”

きゅうちゃんがプロだったのは、35年以上昔の話。まだ、日本に本格的なJazzが来たばかりの黄金期。
当時、人気ミュージシャンとして「スイングジャーナル」にも載っていた絶頂期に、不慮の事故で音楽の世界を去った。
それがどれだけの無念だったのか。私には想像もつきません。

楽器屋の前は、極力通らないように。
仲間たちの活躍も、なるべく見ないように。
日本を飛び出し、シルクロードへ放浪の旅に何年も出かけた事もあるそうです。

世界の大きさと、自分の小ささ。
それを目の当たりにし、やっと日本に帰ってこれたと。
練習や合宿の度に、思い出を話してくれました。

とんぼ玉職人として成功をおさめ、子供達も独立し、年金暮らしになり、一息ついたとき。
初めて、もう一度音楽をやりたい、と思ったそうです。
そのほんの数年後、私と出会いました。

結成初期の頃のメンバー達は皆、この話を知っています。

でも、少しずつメンバーも入れ替わり、きゅうちゃんも昔ほど昔話をしなくなりました。
一見すると、ただの陽気なおじいちゃん。
音楽大好きで、どこでも出かけてしまう、元気でパワフルなおじいちゃん。

猫バンドを立ち上げる時、このHPも作りました。
私がネット世代であり、パソコン操作も比較的好きだったので、こまめに更新しています。
このHPを介して、昔の音楽仲間の方が何人もコンタクトを取ってみえました。
”西村さんが、音楽を再び始めた!何十年も音信不通で心配してた。ぜひ会いたい”
合宿の度、いまでもふらっと遊びにみえる方も多いです。
そのたびに、きゅうちゃんの人望を実感します。

そのきゅうちゃんが、「残りの人生を費やす」、と言った言葉の重さ。
バンドに集まってきたメンバー達。
また、猫バンドをとりまく、さまざまな人達。

何十年も続くバンド、将来の老舗バンドとして末永く活動させて行くことが、私の責任だと思っています。
そのために何をしていくべきか。どんな特色のバンドにするのか。

猫バンド最大の特徴は、リーダーとコンマスが異色な事。
”学生時代に母校でしっかりやって卒業。それからかつての仲間に声をかけ・・・”
というのが一般的だとは思いますが、

私には、学生ビッグバンドの経験がありません。
お手伝いでいろんなバンドに出入りはしましたが、数か月ずつです。
コンマスも、何十年音楽をやっていなかったので、アマチュアビッグバンドの世界を知りません。

はたから見ると、ちょっと常識はずれな事もしてるかもしれません。
でも、それだからこそ出来る事もあると信じています。
根本的な意志は、ずっと変わりません。


仲間を大切にすること。
メンバーは一人一人、自分で責任もって選んでいます。
実際その後バンドを続けるか否かは、各自の意思に任せています。
「猫として、ぜひ一緒にやりたい!」という気持ちが何より大切な原動力だと思うからです。

音楽を大切にすること。
誠実に、丁寧に、謙虚に。
周りからは、これが猫バンドの特徴だと言われています。
”上手いか、下手か。””難曲か、そうでないか。”
それは、全く別次元の話だと考えています。

どんな曲でも、精一杯やればいい。
たとえ技術が未熟であっても、自分達の出来る限りの精一杯で演奏した曲は、お客さんの心に届くはず。

猫バンドは、まだまだ未熟なバンドです。正直、演奏能力は他のバンドの方が高いかもしれない。
外からいろんな事をいう人達も、確かにいます。
でも、人の夢をかなえるのは、人です。
たくさんの人の心が集まって、動くことができます。
自分の心に素直に、まっすぐに進んでいきたいと思います。

2015年5月 バンドリーダー 辻田広美


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〜礎となるもの〜

社会人バンドは、様々な人が集まる場所。
年齢も違う、職業も違う。
楽器を始めた年も違えば、Jazzに出会った形も違う。
昔からビッグバンドをやっていた人もいれば、猫バンドで初めてやるんだ、という人もいる。
長い人生のなか、一緒に音楽をやる、という出会いそのものが奇跡のような確率なのではないか、と思う時があります。

生きてきた道が違うから、価値観も違う。

時にはぶつかることもあるし、理解できないと感じるときもあるかもしれない。
それでも、違う考えが集まるからこそ、新しい発見があって面白いのだと思います。
最後に、猫バンドの考え方の礎となった、学生時代の経験を
♪ここ♪に書いておきます。



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